以前子育てサロンにて防災講座をさせていただいた
港区の「おやこっこ みなと」さんにて、
スタッフ向けの研修に呼んでいただきました。
訪問すると、スタッフさんとそのご家族が集まっておられ
親戚の集まりに呼んでいただいたような空気。
楽しい雰囲気で進められるよう、簡単な防災を交えた手遊びからはじめ、
後半は本格的なワークを行いました。
お題は、「もしも、昨日サロン開催中に大地震が来ていたら」というもの。
ふせんをお配りして、
地震の最中、地震後の動きについて、
思いつくままに行動を書き込んで模造紙に貼っていっていただきます。
お子さまたちも一緒になって、どんどん意見が出てきます。
- サロン参加者はその場にとどめた方がいいの?
- 津波って何分後に来るんだっけ?
- 津波警報が解除されるまでは何分?
- てことは、あれもいるね、これも必要だね
- 出勤中のスタッフの家族はどうする?
- 勤務外のスタッフでできることはどんなことがある?
- おれたち(小学生)は学校で過ごすよ!
驚いたのは、スタッフさんたちの意識の高さです。
皆さん基礎知識がおありになり、
サロン運営をしながらも「もしものとき」について考えておられることが
伝わって来ました!
「おやこっこ みなと」の代表の方は、
小学生のお子さんがいらっしゃるのですが
お子さんには「お母さんはもしもの時は10日くらい帰れません」と伝えておられ
お子さんたちも自分たちで過ごせるよう準備をされているとのことでした。
また、サロンの中を見渡せば、どの家具も、家具の上のものまで
しっかり耐震化と固定がされておられ、
来られた方の安全が確保されるようになっていました。
素晴らしいです。
研修を通して、
「備えているもの以外で必要なものがわかった」
「災害時にできることを考えることができた」
「スタッフさん同士の意識合わせができた」
とのご意見をいただき、お役に立てて嬉しく思います。
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