9月1日は「防災の日」ということで、
我が家では「ポリ袋調理」にチャレンジしました!
つくるのはこちら!
名古屋文理大学短期大学部が開発した「サバメシ(サバイバルメシ)」から
「焼き鳥ごはん」と「トマトのスープ」を選びました。
※サバメシの紹介はこちらのページから。レシピもダウンロードできます。
災害時は、毎日の食料を確保することが難しくなります。
命を守ることは最優先ですが、助かったあとは生活を続けていく必要があります。
ガス、電気が止まっても、最低限の水と、自宅の備蓄で心と体の栄養補給ができたらいいですよね。
在宅避難時には活用したい食事とその調理、それが「サバメシ」です。
さあ、それではつくっていきましょう!
ベランダにカセットコンロと鍋を設置して、調理スタートです。
まずは時間がかかる「焼き鳥ごはん」から つくり始めます。
①米1カップ、②水1.2カップ、③焼き鳥缶1缶、④コーン缶スプーン3杯を袋に入れて、沸騰したお鍋へ。
焼き鳥ごはんを加熱し始めたら、「トマトのスープ」をつくります。
トマト缶50g、卵1個、カットしたじゃがいも1個、水1.75カップ、コンソメキューブ1個を袋に入れます。
卵を潰すように揉み、焼き鳥ごはんと同じ鍋に入れて加熱します。
2つの袋を鍋に入れてすぐ、違和感を感じました。
あれ?これ、鍋小さくない??
違和感を感じながらも加熱すること数分。
湯せん用のお湯が大きくふきこぼれていることに気づきました。
これが家の中だったら大参事になるレベルです。
そして飛び散るお湯の色からして、トマトのスープが漏れているようです。
どんどん無くなる湯せん用のお湯。
破れている様子のトマトのスープ。
火を止めるべきでしょうか。
いや、きっとできる!
ここで止めたら食料が無駄になってしまう気がする!
とにかく火を燃やし続けるんだ!
大きくなってきた不安を、ふたたび心の奥へしまいこみ、謎の使命感を握りしめて、加熱を続けました。
はたして、食べることのできるものは完成するのでしょうか?
不安と謎の使命感とともに、過熱を続けること25分。
とうとう完成の時間です。
緊張の瞬間。
息をのんで、袋を引っ張ります。
ぼろぼろと、袋からこぼれ落ちるごはん。
や、破れているーーーー!!!!
焼き鳥ごはんとトマトのスープ、なんと、どちらも破れています!
これはもはや、「焼き鳥とコーンのトマトリゾット」です!
日比野先生(サバメシ開発者の先生)、すみません。
私は新しい料理を生み出してしまったようです。
想像した完成品とは違ってしまいましたが、食べてみないことには始まりません。
おそるおそる食べてみると…
お!美味しい!!
レシピが良かったのでしょう。
美味しいものと美味しいものがマリアージュして、とても美味しい「トマトリゾット」になっています。
「焼き鳥ごはん」と「トマトのスープ」をつくるつもりが、「焼き鳥とコーンのトマトリゾット」になってしまった、初のポリ袋調理。
いえ、ポリ袋は破れてしまったので、もはやポリ袋調理と呼ぶことはできませんね。
災害時に、最小限の資源でできるのが魅力なのに、鍋はおろか、コンロ周辺まで汚してしまいました。
簡単にできると思っていたのですが、何事もチャレンジしてみないとわからないものです。
今回は、サバメシとしては失敗となってしまったわけですが、「失敗は成功の母」と言います。
次回のブログで、失敗の原因を振り返りましょう!
皆さんも、ぜひ読んで、成功への「学び」としてください(^^)
日比野先生から教えていただいた、ポリ袋調理のポイントもお伝えしますよ~♪
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