10月22日(金)、安心して暮らせるネットワーク北・西世話人会にて
防災とまちづくりに関してお話させていただきました。
世話人会という名の通り、参加者のみなさんは
西区・北区のNPO団体やボランティア団体の代表者の方々。
若輩者である私がお話して良いものかとドキドキしていましたが
あたたかな雰囲気に背中を押していただき、
「防災とまちづくり」についてお伝えすることができました。
阪神淡路大震災のとき、救助を求めていた3万5千人のうち、
地域の住民によって救出されたのは2万7千人にものぼります。
大災害のとき、公助だけで全員を救うことは不可能です。
私たちにできることは何でしょうか。
防災面から見た地域の可能性と課題について、
過去の事例を交えてお話させていただきました。
参加者のみなさんは真剣に受け止めてくださり、
質疑応答では、
「もっと公助を求めることはできないのか」
「公助を増やすことも自助を呼びかけることもなかなか難しい」
「やはり地道に活動するしかない」
「町内会の仕組みの厳しさは私も感じている」
など、活発な意見交換が行われました。
私自身、防災に関わるまでは、「まちづくり」なんて他人事に考えていました。
けれども、防災を知り、地域の仕組みを知り、自分も主体的に関わるようになり、
たくさんの人たちが「よりよい地域にしたい」「困っている人の負担を減らしたい」と
地道に活動されている人たちの存在が見えてきました。
人のため、地域の方のために地道な活動をされていらっしゃる方々には
本当に感謝しております。
頭が下がる思いです。
今回、こういった場でお話させていただき、とても光栄に思います。
それぞれの場所で活動されている方々と繋がりが持てたことが財産です。
もっとたくさんの方と、少しずつできることを持ち寄って
よりよいまちづくりに協力していきたいです。