私が防災士になる前、
「避難所に行けばなんとかなる」と思っていたことは
以前にも書きました。
「避難所に行ってもなんともならない」と気づいたきっかけは、
先日も書いた通り①避難所の備蓄物資が十分に無いということ、
(避難先はどこ?分散避難フローチャートを参照)
そして
②運営者が地域住民であるということを知ったからです。
災害時、行政が避難所に駆け付け、運営するには
人数が足りません。
避難所に行きつくこともできないかもしれません。
災害時、避難所運営を担うのは地域住民です。
具体的にいうと、町内会長(区制協力委員)さんたちが
中心となって、避難所の設営や運営、
物資の分配を担うことになります。
では、町内会長さんはじめ、地域の役員だけに任せておけば
安心といえるでしょうか。
そうではありません。
避難所運営では、少ない資源をどう活用するか知恵が必要です。
弱い人を守り、助け合う力が必要です。
避難所へ行った際には、お客さん気分で座っているのではなく
それぞれの力を発揮して、協力体制を築いていただければと思います(^^)
そのためにも、普段から顔の見える関係性づくりをしておきたいですね。
まずは自分の身は自分で守る!
それから、避難所に行った際には協力すること!
ぜひ知っておいてください。
次回は、家の中を安全にするための方法について紹介します。