イベント報告

自然派ママのための防災講座

講座の参加者さま・運営合計30人で集合写真

※撮影時のみマスクを外しています
※お子さまのプライバシー保護のため、顔を隠させていただいております

10月7日(木)は「自然派ママの会@あま市」さんとのコラボイベントで、

あま市にて防災講座を開催させていただきました!

防災には「地域づくり」が不可欠です。

今回の講座も、地域で繋がるきっかけにしたいと思い、以下の団体さんにお声掛けし、

  • NPO法人あま市防災ネットさん
  • あま市役所安全安心課さん
  • あま市市民活動センターさん
  • 認定NPO法人アレルギー支援ネットワークさん

各団体の協力のもと、「地域で繋がる講座」を実現することができました。

当日は、防災ネットさんによる防災の基本講座から始まりました。

あま市防災ネットさんによる、地図をスクリーンに映しての説明
地域の特性から、何を備えたらいいかを説明してくださいます

続いては、経験者のお話。

防災ネットさん所属の、東日本大震災を経験されたママさんからお話いただきました。

東日本大震災の避難経験をお話してくださるママさん
避難生活の実際と、あま市だったらどうかというお話

濃い内容の講座で、参加者の皆さんは真剣に聞いていらっしゃいました。

10年以上、防災の啓発活動を続けていらっしゃる防災ネットさん、

お持ちの情報がとっても多い!

地域に特化されていて、世代別にどのように伝えたらわかりやすいかを

よく考えていらっしゃいます。

今回はお子さまもいらっしゃるとのことで、

ボールプールも用意してくださっていましたよ。

ボールプールで遊ぶお子さま
楽しそうに遊んでいました

あま市では学校の教室は避難所として使えず、体育館だけになってしまうこと。

段ボールのブースが2つしかなく、プライバシーや感染症対策の面に不安があること。

だからこそ自宅の備えが必要であること。

また、在宅避難や車中避難のときでも書類の届け出が必要になるけれども、

それが広く知られていないこと。

用意されているものと、そうではないものを聞くことができ、

その都度会場からは、頷きや、驚き、「うーん」と考えるような声が上がっていました。

自然派ママの会アットあま市の副島さん
自然派ママへのアドバイスを行う美貴さん

第四部では、自然派ママの会代表の美貴さんから、

自然派ママのための防災のお話をしていただきました。

自然派のための備蓄のお話、

災害時に傷つくかもしれない、そのときの気持ちの持ち方。

大切なのは「事前に心と環境の準備をしておくこと」であると、

美貴さんらしいアドバイスをしていただき、会場内も心地よい雰囲気に包まれました。

さらに、一歩進んだお話として、「災害時の犯罪のお話」も!

これは防災ネットさんからも、美貴さんからも、参加者さんからも出ました。

災害時には混乱に乗じて相当数の犯罪が起きること。

特に窃盗、暴行、性犯罪には気をつけなければなりません。

そして、災害時や、コロナ禍でも、一番にしわ寄せが来るのが

社会的弱者であるということ。

悲しい現実ですが、それを踏まえて行動していかなくてはいけません。

だからこそ、私たち女性の力が必要で、「声を上げていってほしい」こと、

こちらは私からの想いとして伝えさせていただきました。

そして、声を上げるだけではなく、

「自分にできることを、地域に提供してほしい」ということもお伝えしました。

そうすれば、いざ声を上げたときに、ちゃんと聞いてもらえます。

顔の見える関係づくりになります。

熱く語る森本
ずっと伝えたかったこと。私たちが行動する大切さ。

そして、実際にあま市では、

地域のために貢献している人たちがたくさんいらっしゃいます。

自然派ママの会さんもそう、防災ネットさんもそう、

そして更に、あま市消防団の副団長は、なんと主婦の方!

ということで、あま市役所安全安心課の柏村さんが

副団長さんからのビデオレターを持ってお話に来てくださいました。

あま市役所安全安心課の方がお話しされている様子
消防団についてお話してくださる、あま市役所安全安心課の柏村さん

ビデオレターの副団長さんがとても魅力的な笑顔で、

消防団として楽しく誇りを持って活動されているのが伝わって来ました。

あま市には、素晴らしい方がたくさんいらっしゃいます!!

興奮して長々と書いてしまいましたが、

今回の講座で一番嬉しかったのは、

防災の基本はもちろん、

「ひとりひとりの意識や行動が大切だ」というお話ができたことです!

これは、自然派ママの会@あま市さんやあま市防災ネットさんのご協力があったからこそ、

そして、今回お集まりいただいた参加者の方々がとても勉強熱心で

楽しい話だけでなく、一歩進んだ話も受け止めてくださったからこそです。

熱い、熱い時間になりました。

ありがとうございました。

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